「レアジョブ、スカイトーク、ラングリッチ」オンライン英会話スクール三国時代の到来。
世間では、いよいよ来週に控えたRuby会議で盛り上る昨今ですが、オンライン英会話スクール業界もいよいよ盛り上ってきました。
現在業界トップを走るのは2年前に始まったアーリーアダプターのレアジョブ、そして追い上げるのは去年8月に始まり今年の春にホリエモンブログで一気に
知名度を上げたスカイトーク、そして今年の7月にスタートしたラングリッチです。
魏の「レアジョブ」
レアジョブは現在、会員登録者数2万人を突破しており、まるで曹操引率いる魏と言えます。
戦力分析。
レアジョブは上場を目指し現在活発に営業活動に力を入れ、業界を引っ張っています。スカイトークは面白いキャラクターを使った広告でアピール。ラングリッチは広告を一切打たず、講師と教材の品質を向上させるのに注力しています。
ラングリッチは少ない資源からどうやって巻き返すのか。
現状では、圧倒的に他者との国力差が激しいラングリッチ。ですが、後発はある意味でアドバンテージとなります。
英会話レッスンの質は、講師の力によるところが大きく、他の評価を見ると講師の質がバラバラだという意見を多く目にします。
しかし、フィリピン人でもネイティブと遜色のない発音、かつ講師としてスキルを持つ講師を育てる事は可能です。ラングリッチは広告資金力はありませんが、一度受けた人はもう他では満足できないような品質のレッスンを提供することを目指したのです。
あの [twitter:@kotarok] 先生、ラングリッチに賞賛。
実際のところ、サービスは知名度の力が先行し、こういった取り組みが認められるのはなかなか難しいです。ですが、三重(みえ)の四次元殺法と呼ばれ、海外に強い影響を持つアルファブロガーのkotarok先生がラングリッチを絶賛したのです。
オンライン英会話スクールのこれから。
月額5000円前後で毎日レッスンが受けられるオンライン英会話は、インパクトが大きいですが、まだまだ業界全体の認知が足りません。
ビル・ゲイツ曰く「5年以内に最上の教育はウェブからもたらされるようになる」というように、オンラインによる学習は、今後益々充実してきます。
ビル・ゲイツのいう5年後には、オンライン英会話が既存の英会話スクールに通う人口を上まわっているかどうかは、今からの業界の努力にかかっていると言えるでしょう。