WEB+DB の Emacs 特集の目次。

WEB+DB PRESS Vol.58
WEB+DB PRESS Vol.58|gihyo.jp … 技術評論社にて目次が公開されていました。そろそろ書店で並んでいたりするのでしょうか?
僕が執筆した特集2の目次は以下の様になっています。

特集2 思考を直感的にコード化し,開発を加速する Emacs活用∞(無限大)

第1章:Emacsの世界へようこそ
多くの開発者に愛され続ける“100年のエディタ”の魅力
第2章:最初に知っておきたい基礎知識
インストール,画面説明,基本操作
第3章:自分好みにカスタマイズするためのポイント
Elispの基礎,キーバインド,表示設定
第4章:導入必須の便利な拡張機能
検索,置換,編集履歴,入力補助の強化
第5章:Emacsの操作性に革命を起こす「Anything」
候補の表示,絞り込み,実行を統一的に行うフレームワーク
第6章:思考を即コード化する開発環境
文法・構文チェック,バージョン管理システム連携,自動コンパイル

特集の見所。

この特集を書くときに考えたのは、初心に戻って一からデフォルトの Emacs を使った場合、自分にとって満足できる Emacs 環境の構築までどうやって進めるかという所でした。
最初は、Elisp によって自分でプログラミングして機能拡張を行なっていく内容も大きく入れようかと思っていたのですが、Emacs は全ての人が Elisp を書かなければいけないエディタではないですし、文法などはウェブで学べるので、文法の紹介は最小限に抑えて、実用的なコードを含めました。
そういう考えもあって、第1章では Emacs を快適に使うためのキーボード・キー配列にも触れています :-)
当初、全5章の構成を考えていたのですが、Anything を解説するには、1章が必要だということで、6章構成になりました。しかし、僕はバイブル本を読んでないので、差別化が図れているか心配です。
最後の章の最後には、Emacs の主な勉強会として、tokyo-emacs, kansai-emacs, fukuoka-emacs, 五反田Emacs勉強会を紹介しています。
それぞれ、id:hayamiz さん、id:peccu さん、id:k1LoW さん、そしてありえるの方々は頑張ってもらいたいです。という感じで、Twitter で peccu さんにお願いしたら、早速 (kanisai-emacs #x02) を告知して貰えました!
というわけで、暑い夏のEmacsはこれからです。