結婚、起業、出産

2017年の末は結婚、起業、そして出産の3のイベントが同時多発的に行われ、忘れられない大きな節目の年になりました。

どれも自分にとって今後の人生を変えるイベントですが、今回はその中の結婚と出産について語りたいと思います。

結婚

まずは結婚についてです。

結婚とは、一般的に婚姻届を提出する、あるいは結婚式を挙げることを意味するかと思います。そして、多くの人がその両方を行いますが、婚姻届を提出すると、どちらかの姓が変更されてしまうため、姓を変更したくない人からすれば、残念ながらわざわざ届出をしたくなるものではありません。

また、法律を調べた限りでは、夫婦2人だけの場合、婚姻届を出さなくても、デメリットとなることはほとんどないため、入籍は事実上、世間体のためにあるようなものであるという結論に至っていました。

しかしながら、子供が出来るとなると話は別です。

例えば、婚姻届を出さずに子供が生まれたとき、その子供を僕の子供であると認めた上で、自分の姓を名乗らせたい場合、事実上、裁判所で調停を行わねばならず、いきなりハードルが上がります。

調停を経ずに認知する方法として、最も手軽なものは、婚姻届を提出後に離婚届をすくま出すことです。ただしこの場合、もれなく戸籍にバツが付くこと、また親権はどちらか一方のみとなるため、気になる人にとってはあまり好ましい手法ではないかもしれません。

また、この方法の場合は、子供が生まれるために婚姻と離婚を繰り返さなければならず、その度に各種免許や法務書類などの書き換えが必要になるため、それなりの時間とお金のコストを支払う必要もあります。

さて、そこまで面倒な方法を検討したり、また調べたりする必要があるがあるのは、ひとえに夫婦別姓が認められていないからに他なりません。

最近では、サイボウズの青野さんの国に対して訴訟を行なっており、大変応援するところでもありますが、国では、夫婦別姓以外の方法として、旧姓の併記のような方法を検討していることが伝えられています。

しかし、この方法では、残念ながら姓を変えたくないという人にとってなんら解決になっていません。

こと、コストに関しては、青野さんの訴状理由(資産の名義変更による課税コスト)だけでなく、行政のシステムが夫婦別姓ではなく、旧姓の併記に対応した場合の開発コストも膨大との試算が明らかになっており、別姓を認める方が目的とコストの両面で優れています。

さて、ここまで婚姻と夫婦別姓について私見を語ってきましたが、結局、僕がどのような選択をしたかについてですが、答えは『相手の姓を変えさせた』になります。

理由としては、子供が生まれた上で、お互いの姓を使い続けるのであれば、婚姻からの離婚の方が生まれてすぐの子供が自分の子供になるため、保育園の入園手続きなどを考えると、調停よりま手続き面で容易であることが大きな点です。

そして、称する姓についての選択は僕の姓にしたのですが、これは結局のところ自分だけの希望ではなく、男1人の長男である僕の両親の希望を鑑みた判断となります。

つまり、一種の古い仕来たりのようなものに判断を後押しさせたところがあり、夫婦別姓に対する反対意見と根本的に似た部分があるため、なんとも後ろめたい気分があるのですが、それよりも何よりも、最も重大な事実としては、本心として望んでいない相手の姓を変えさせてしまつまたという事実は、僕の中で罪悪感と呼んでも差し支えないくらいの心傷を残しました。

本来幸せであるはずの婚姻は、実際に行ってみると、後ろめたさと罪悪感を感じるものであることであることが分かった出来事でした。

起業

次は起業についてです。

僕は2010年に最初の起業をしていますが、2015年に買収を受け、2016年に役員も退任しました。そして、2017年の11月に2度目の起業をしました。

今回の起業は、まったくの一人で始めた起業で、ホームページもまだありません。別に秘密裏というわけではありませんが、とくにまだ表に出せる情報もないので、ここでは詳細は語りませんが、非常に意義のある面白い事業だと思っていますので、いつかみなさんに発表できる日を楽しみにしています。

ちなみに、一人なのでぶっちゃけ売り上げが立ったり、他のメンバーが加入するまで登記する必要はなかったりするのですが、当時はまだ生まれてなかった子供の保育所の申し込みの関係で、時期を早めて登記した次第です。

世の中には自分で起業しないと、社会的に無職になってしまう人間もいるのですよ。

出産

最後は出産について。

もちろん生んだのは僕ではありませんが、母子共に健康にめでたく無事に第一子を授かることができました。

結婚願望というのは、昔からあまり強く持つことはありませんでしたが、子供は昔から欲しいと願っていたので、自分にとって最愛のパートナーとの間に無事に子供をもうけることができてとても幸せです。

妻の入院時は、基本的に毎日昼から病室に面会に行っていたため、おそらくナースの方々には、夜の仕事をしている人、あるいはヒモのように思われていた可能性があります。

現在は1ヶ月検診も無事に通過して日々、元気に育ってきています。今後、どのような成長を見せてくれるか楽しみながら、頑張っていきたいと思いますので、みなさま宜しくお願いします。

欲しいものリスト

例によって、欲しいものリストを作成しましたので、もしお祝いしてくださる方がおられましたら、宜しくお願いします。

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父と娘