自分で MacBook の液晶を交換した。ただし、ガラスパネルを失なった。

以前日記に書きましたがバイクでこけたときの衝撃で割れて映らなくなった MacBook の液晶を、18000円ほどで購入して自分で交換しました。

パネル自体は無事に交換できたのですが、その際、ガラスパネルを外すときに割ってしまい、結果として、液晶は映るようになったが、ガラスパネルを失うという結果になりました。

MacBook のガラスパネルの取り外しはレベルが高い。

MacBook のガラスパネルは、ずばり粘着テープで貼られています。
パネルを取り外すミッション内容は、ドライヤーで粘着テープを温め、粘着力を弱めたところで、吸盤を使いながら引き上げるという方法です。
今回、僕がパネルを割ってしまった原因は、液晶を吸盤で強く引っ張り過ぎたために、バキの柳龍光がコンクリを手のひらで引っ張り割るが如く、ガラスが割れてしまったようです。

ちなみにこの粘着テープ。かなり強力です。他の原因として挙げられるのが、室温が低いためドライヤーで温めてもすぐに冷えて粘着力が戻ってしまうという事が言えると思います。
そして、一度割れてしまうと、後は外そうとするたびにヒビが広がり、結果としてはバキバキになるしかないという定めになってしまいますので、割れてしまったらもう諦めるしかありませんでした。

新な挑戦者のために、必要な道具と環境を教えます。


ディスプレイの蓋とロジックボードを含む本体部との連結に T6 という星型のトルクスネジが使用されているので、そのドライバーが必要です。
このネジを外すときは、ディスプレイを90度開いた状態で MacBook を立てて外して下さい。閉じたままだと、ネジを外してもワイヤーっぽいのがひっかかって、蓋が外せません。
また、上にも書いたように、室温が高い方がいいので、最低でも25度は欲しいところです。
あとガラスパネルを引っ張り上げるときに、ゴムとガラスの隙間に差し込むヘラですが、できるだけ硬さも大事ですが、ある程度しなる素材の方が良いです。マイナスドライバーの様な曲らないものの場合、ガラスの方があっさり負けて割れてしまいます。
他、挑戦される方がいれば幾らでもアドバイスしますので、コメントしてみて下さい。