90を切るためのゴルフの練習「アイアンの打感を知る」。

去年一年、頑張った結果、最後にようやく90を切れたので、それまでの練習を纏めようと思います。

アイアンショットの正しい打感を知る。

打感というのは、打ったときの感触ですが、まずは正しい打感を知ることが非常に大事だと思います。
打感には、大きく分けて以下の5種類があります。

すくい打ち (クラブがボールの下を抜ける)
打った気がしない。ボールが高く上がるが、直進性がない。
ダフり (先に地面を叩く)
地面の硬さが手に残る。ボールが飛ばない。そのくせよく転がって、止まらない。
トップ (クラブの底に当たる)
ボールの固い感触だけが手に残る。低くよく転がる。止まらない。飛び過ぎる。
ハーフトップ (やや底に近い位置に当たる)
やや手に固い感触を感じる。やや飛距離が落ちるが、それなりに止まる。ベストショットの一歩手前。
ベストショット (しっかりフェースで捉える)
非常に軽い感触。飛距離が安定。よく止まる。

アイアンショットは飛ばすのではなく、目的地まで正確に運ぶためのものです。ですので、自分が思った通りの場所に落ちて、止まってもらわなければなりません。
アイアンの基本はダウンブローで、クラブが地面に落ちる前にボールを叩きます。ボールを叩いてから、クラブが地面に入って芝を少しえぐります(ターフを取ると言います)。
正しいアイアンショットは、ボールが高く上がり、直進性があります。そして、地面に落ちると2、3度跳ねて止まります。
これが出来るようになると、自分の思った通りの場所にボールを運べるようになり、パーオン率 (2パットでパーの状態でグリーンに乗せる確率) が上がってきます。
左右に曲る、飛距離が出ないなどの悩みの前に、しっかりとした打感で打てているかを確認しがら練習すると、自ずと方向性も上がってくるようになるでしょう。

ハーフショットでしっかりとボールが上がるか確認する。

ミート率が低い状態で、フルスイングばかりするのはボールの無駄使いに他なりません。
ハーフショット、スリークオーターショット (4分の3のバックスイングのショット) で、しっかりとボールを叩けるようなるまで練習すると、すぐにフルスイングもできるようになります。
ボールを叩いてから前3cmくらいをえぐるような感じでしっかりと振り抜くと、ボールが高く前に飛びます。7番アイアンくらいまで、ハーフやスリークオーターでミスなく打てるようになれば、100を切れるようになってくるでしょう。
クラブは短かめに持ち、スタンスは肩幅くらいだと、すぐに上達するでしょう。

右曲げ、左曲げの練習をしっかりとする。

方向性を上達させるためには、スライス、フェード、フック、ドローの左右の曲げを自在に行なえる必要があります。
正確性は気にしなくて良いので、自分の意思でフェードを打ちたいと思ったときに、抵抗なく打てるくらいは練習をします。
自分の意思で左右に曲げられるようになると、真っ直ぐ打ちたいときに、何を気をつけたら良いのかを体が理解してくれて、非常に気楽です。
ある程度、左右のコントロールが出きるようになってくると、セカンドで OB を出すこともなくなり、スコアメイクが一段と楽になるでしょう。
という感じで、去年はやってきたのですが、今年はどうしたらいいんでしょうかね。
70台を目指すために必要なことって何なんでしょうか。まぁ、その前に安定して80台が出るようになる必要があるわけですけども。