道を覚える人と覚えない人。

2年くらい前から、道に迷う人と迷わない人の違いをふと意識するようになり(多分、きっかけは id:kina:20030411#1050029041 だと思う)、その違いは何なんだろう?と言う事を結構考えています。多分、それ系の本も出版されているのでしょうが、そんなのは気にせずに、自分の見聞を元に頭で纏めていたのを、何かの機会なのでメモしておく事にしました。
とりあえず、道を覚える人=迷わない人で、その逆は迷う人と言う事にしておいて、両者の違いから、どうすれば迷い易い人が、迷い難くなるかと言う事を導き出すのが、結果と言う事なんだけど、最も良くある要因はやっぱり余り移動しなくて、いつも人について行っている人と言うのが大体当てはまるんだけど、それでは具体的な解決策が出てこない。
そこで、じゃあ実際両者にどんな違いがあるのかと言う事を分析してみると、今のところ以下の様な点が重要なんじゃないだろうかと思う様になって来た。

  • 地名を知らない(特に道路名や、交差点名)
  • 方角に自信が無い
  • 距離感を掴めない(建物や店で場所を覚える)

道に迷わない人と話すと、大体頭に地図が出来上がっていて、どの道とどの道が交差や平行していて、進行方向がどの方角だとか、大体何分くらい進めばどこに着くとかが感覚で分かっている傾向がある。
迷う人はだいたいその逆。この道が何て名前かは知らないけど、大体どこら辺まで繋がっているのは何となく知っているんだけど、そこからどうすれば次の地点に行けるかは良く分かっていない。みたいな感じ。
あと道に迷わない人は、道を間違えた時に物凄い違和感を肌で感じたりする。それは、方向感覚とか、距離感とかが合わさって、どれくらい進んで曲がる、とか思っているのと『今違った』と言う事に気付くことが出来る。迷う人は、大体どれくらい進んでいるかと言う事を感じていないから、大分行き過ぎてからようやく気付いてしまう。
纏めとして、どのくらいのスピードで進んだらどれくらい進むのかと言う事は、多分経験で掴むものなので、やっぱりある程度移動を重ねないといけないのかもしれない。道路名、交差点名については覚えるしかないだろう。ってか、たまに交差点に名前がついている事を知らない人がいて驚く。後は、道の平行、交差を覚えると方角も分かり易くなってきて、細い道も感覚でどの道に出るとかが分かる様になってくれば占めたものだろう。
どんなもんか。