Emacs の人と Vim の人のキーストロークの数え方の違い。

前回のウェブテコの懇親会で id:mollifier さんと VimEmacs の話になったときに Vimmer の mollifier さんが、

Emacs は何をするにもコントロールキーを押さないといけないから、行頭にカーソルを動かすのも、Ctr と a の2ストローク必要になってしまう。
もっと少ないストロークで操作したい。

というニュアンスの発言をしたところ、僕は即座に、

Ctr キーは1ストロークには入りません!

と、バナナはおやつに入りません的な感じで熱弁したところ、周囲の人が大いにウケていました。
でもまぁ、これは真面目な話で、普段 Emacs を使うとき、どう考えても「修飾キー + 文字キーの組み合わせは一発操作」という感覚でしかありません。
「Ctr + Alt + s」とか、修飾キーが複数であっても、同時押しであれば、僕の中では1ストロークです。
一発で何んでもできるっていうところが重要で、とりあえず、気に入ったコマンドはキーバインドを割り当てます*1。これ常識。
何ならキーバインド定義用のマイナーモードとか作って、オンオフを切り替えることで、キーバインドを自由に入れ替えて使う事もできます。
そういった、キー操作カスタマイズの柔軟性が Emacs の利点であり、Vim の場合のアレコレする場合はコマンドを打ち込まないとアレコレできないところに、僕は不満を感じるのかもしれないなぁと、ふと思った。

*1:それだとすぐ一杯になってしまうので、プレフィックスを使ったキーバインドがあるわけです。C-x C-f とか。