開発者を使い捨てるとか、ほんと理解できない。

ちょっと僕には理解できない意見があったので反応しておきます。


人がいないから東京に出ます.たしかに人を確保するという意味では,それが有効な選択の一つだけど,もっとも安易な選択でもある.東京に出れば応募者を増やすことはできるけど,同時に自社の人が他の企業に引き抜かれることも増えるということなんだよ.必ずしも悪いってわけじゃないんだけど,なんだかなあ.
そこの所の人材獲得戦略をろくに考えないままに東京進出するのは,よほど技術力やコアビジネスに強みがない限り,単純な価格競争に巻き込まれたりするだけじゃないかなあ.
いや,それとも開発者を使い捨てにしたいからこそ,東京へ進出しようとしているのか...
前の記事についての意見なのですが、開発者を使い捨てにしたいという部分がどうしても理解できないです。
開発者を使い捨てるというのは、どういった現象なのでしょうか。何かこれまでに嫌な思いをしてきたのでしょうか?
そもそも、開発者が捨てるほどいるのか?捨てられる人達は、何を作らされていたのか?捨てられる程度の開発者でしかなかったのか?いろいろな疑問が思い浮んで仕方ないのですが、俗にいうSIerとかいう世界ではそれが普通なのでしょうか?
もしかすると、人月とかで動くサラリーマンプログラマだとそういうことが起こるのでしょうか?
僕の知ってるプログラマは、新しいものへの興味が尽きず、常に感度の高いアンテナを張り巡らせてウェブを愛し、仕事以外の時間にも趣味でプログラムを書いたり、美しさ・早さ・面白さ等こだわりと誇りをもって1行1行コードを書くような人たちです。
僕が一緒に仕事をしたいには、そういう人達であり、一騎当千である彼らを使い捨てるなんて、頭悪いとしか言いようがありません。たとえば、まつもとゆきひろさんを使い捨てにする会社とかあるんでしょうか?あるはずがないですよね。
あと、社員が他所に行くのは、別にどこにいても止めようがない事だと思います。それこそ、地方から東京へ行くことを選ぶ方が多いと思うし?去っていかれるのは残念ですが、僕は個人の自由を尊重します。
また、人材獲得戦略とか言っても、そもそも100人とかの単位で募集するわけではないので、前提が間違っている気がして仕方がない。スタートアップが、ひとつのサービスの開発に10人もつかったら、その時点で負けだと思うし。
情報が少な過ぎて、何をそんなにネガティブに考えているのか、本当によくわからないのですが、僕の知ってるエンジニアと、この人の知っているエンジニアはぜんぜん違う気がします。
どうなんでしょうかね?