MacBook を買って開発ができるようになるまで。

身近に MacBook を購入した人がいたので、その人向けにメモしておきます。ポイントとしては、今まで Mac を使っていなかった人でも分かるように説明していきます。

App Store から Xcode をインストールする。


驚くかもしれませんが、Mac は初期状態では、gcc など開発に必須のUNIXツールが一切インストールされていません(perl とか ruby とかは入ってるよ)。なので、まずは何はなくとも Xcode という開発ツール群をインストールする必要があります。
Snow Leopard までは(多分)付属のDVDに Xcode がついてきたのですが、Lion からは App Store からのダウンロードしてインストール事になったので、いきなり 3GB もダウンロードしなければなりません。なので、早めにやってしまいましょう。
この記事を書いている現時点で最新の Xcode 4.1.1 でインストールされるものを一部だけメモしておくと、こんな感じです。

  • gcc 4.2.1
  • git 1.7.4.4
  • svn 1.6.16

今は、git も入るんですねー。

標準のスクリプト言語環境。

  • Perl 5.12.3 わりと新しいのが入ってる
  • Ruby 1.8.7 そんなに新しくないのが入ってる
  • Python 2.7.1 ぼちぼち新しいのが入ってる
  • PHP 5.3.6 無駄に新しいのが入ってる

Finder.app の表示が日本でだるい。

ロケールファイルを差し替えて、Finder を再起動、もしくはログオフすれば良い。

$ cd /System/Library/CoreServices/SystemFolderLocalizations/
$ sudo mv Japanese.lproj Japanese.lproj.back 
$ sudo cp -r en.lproj Japanese.lproj
$ killall Finder

だいたいこんな感じ。

全ての拡張子を表示させるアレ。

Windows でも Mac でも拡張子はオブラートに包まれているので。
Finder.app の環境設定(⌘, で Mac アプリは設定へのショートカットになっている)から全てのファイル名拡張子を表示にチェック

Lion に Java なし。

Lion からは Java Runtime Environment はインストールされない。なので、Java が欲しい人はインストールする必要がある。
まぁ、Java ランタイムが必要なアプリを起動すると、自動的にインストールを促すダイアログが表示されて、ダウンロードが始まるので Flash よりも良心的な扱いなのだが、先にとりあえずインストールしておきたい人は、/Applications/Utilities/Java Preferences.app を起動するとインストールを促すダイアログが表示されるらしい。

ターミナルは /Applications/Utilities/Terminal.app にある。

ターミナルは、/Applications/Utilities/Terminal.app にあります。日本語だと、/アプリケーション/ユーティリティー/ターミナル.app かな。
iTerm2 というターミナルソフトもある。Snow Leopard までは Terminal.app で xterm-256color が使えなかったんだけど、Lion から使えるようになったので、Terminal.app で十分という説あり。

zsh とか screen とか。

zsh も screen も元から入ってます。ただし、最新版を入れたいという人は自分でインストールする必要がある。後述する homebrew を使おう。
ログインシェルの変更は、chsh からできますが、System Preferences からユーザーとグループ、左下の鍵をクリックして変更できるようにして、ユーザー名を右クリック、詳細オプションからも変更できる。
/etc/shells に記載されているシェルだけなので、もし、別の場所にインストールしたシェルを使いたい場合は、必ず追記しよう。

Mac 用パッケージ管理システム homebrew

ちなみに、初期の Mac には curl はあっても、wget はない。wget などをインストールするためには、ソースからコンパイルする必要があるが、ここらへんはやっぱりパッケージ管理しておきたいものです。
一昨年までは、MacPorts というのが Mac のパッケージ管理システムの有力候補だったが、依存関係の解決が強引で無駄に Perl とかをインストールしようとして、インストールに時間がかかるのが残念だった。そこで出来る限り Mac 標準の環境を利用する homebrew が去年あたりから一気に普及して今や正直これ一択になってしまった。

インストール。

Installation を見てもらうと、誰でもインストールできる。Xcode のインストールは先に済ましておこう。

使い方。

homebrew のページにも同じ内容が書かれていて、ここに書く必要は全然ないんだけど、wget ってやっぱり最初にインストールしたくなるんでしょうかね。

$ brew install wget

Emacs

なんかビルドできなくなってるので、面倒なので、GNU Emacs For Mac OS X からダウンロードすると良い。Carbon Emacs はもう天寿を全うしました。
Emacsの使い方については次の書籍を参考にすると尚良し。

Emacs実践入門 ?思考を直感的にコード化し、開発を加速する (WEB+DB PRESS plus)

Emacs実践入門 ?思考を直感的にコード化し、開発を加速する (WEB+DB PRESS plus)

SSHFS を使いたい。

Snow Leopard までは MacFuse というのをインストールして、マウントツールをインストールすれば良かったんだけど、MacFuse の開発はストップして Lion には対応していない。
そこでFUSE for OS Xという新プロジェクトがあって、ちょうどリリースされたのでそちらをインストールする。ここからダウンロードできる OSXFUSE-2.3.dmg
マウントツールは一応、2.2 ベースのものが使えるのでsshfs-static-leopard.gz をダウンロードして解凍。sshfs-static-leopard というバイナリをパスの通ったところに mount_sshfs とかリネームして使うのが一般的。
僕は ~/bin/mount_sshfs に置いて使ってます。

その他もろもろ。

とりあえず、以下のものを入れておくと良い。