私的とらドラ!的高校生活。
ふと、フィリピンでとらドラ!を見返していて思ったのだけども、自分の高校生活って結構とらドラ!的だった。
どういう意味かというと、同じクラスに全校生徒の中で最も背の小さい女子がいて、でもそいつってばすんごい態度はデカくて、今思い返すとまさに手乗りタイガーって感じだ。
そして、そいつと高校で最も仲が良かった男子が俺だった。
とらドラ!っぽいところは、その互いの好きな相手で、当時俺と仲良かった男子をその疑似大河は好きであって、俺が好きだったのはその疑似大河の友達。互いが互いの友達が好きだからこそ協力しあうという条約のもと、校内外を問わず仲良く情報交換をしていたというわけだ。
結局のところ、互いにその恋は実らなかったわけだが、とらドラ!っぽくないところは、お互い今更付き合うのはどうも許せなかったという感じで、危ないシーンはあったものの、そのまま付き合うことはなかったというのが自分のストーリーだった。
自覚しているが、自分は押しが弱く、十代の終りから二十代の前半には、なぁなぁの関係でストップしてしまう事が多々あったのだが、そういった曖昧な関係を保持し続けた中でも最長の部類に入るその子にとって、俺はどういう関係だったのかということを一度聞いてみたくはあるなと今ふと思った。