目標を達成するための自分を作るためのデザイン・パターン。

僕は自己分析がわりと好きで、あるタイミングで自己分析をよくします。
でも、何で自己分析するのかはあまり考えたことがなかったので、その意味をあらためて考えてみました。

人生には目標が必要とよく言う。

これはよく言う目標を持てという考え方ですね。目標があった方が生き生きと生活できますし、あらゆる行動にやり甲斐を持てたりします。
でも、改めて人生の目標って何だろうと考えると、それは大きい事から小さいことまで多岐に渡ります。
例えば彼女が欲しいとか、お金が欲しいとか即物的なものから、職業や試験、旅行など中間的な目標、そして叶うかどうか分からないような大きな目標などなど、目標の設定はしても切りがありませ
小さな目標はタスクとも言えます。大きな目標は夢とも言えます。中間目標は希望といったところでしょうか。
ですが、目標ばかり立てていても、それを実現できるわけではありません。実現するためにはどうしたらいいのでしょうか?

目標に向かわなくても目標は叶う?

僕は今まであまり明確な目標を立てることはしてきませんでした。ただ、やりたい事は多くあります。例えば学校で働きたい、本や雑誌に何か書きたい、スタートアップを始めたい、大勢を読んでパーティーしたいなどです。
上で挙げたものは、最後以外は既にやった事ですが、実際にこれらに向かって何かをしてきたという自覚はありません。では、なぜ目標が叶えられたのでしょうか。
運が良かったというのもあるでしょう。ですが、改めて考えてみると、重要だと思ったのは自己分析じゃないかなと思えます。

自己分析とデザイン・パターン。

僕の自己分析は今の自分の正確や状況を見つめ直す作業です。今の自分はこんな感じです。

  • 頭のネジがぶっとんでる。
  • 極端なプラス思考。
  • 嫌なことをすぐ忘れる。
  • 睡眠障害かもしれない。
  • が、障害とは思わない。眠くなるまで寝れない。
  • 自分だけがとは思わない。
  • 逆に言うと、他人のことも、別にその人だけがとは思わない。
  • 人が好き。人と話すのが好き。
  • めんどくさがり。

まぁ、細かく挙げるときりがないので、適当に思いつたものを数点。これらは、互いに矛盾することもあります。つまり、当然なことですが人間というのはセミラティスが自然だと言えます。
自己分析によって得られたものは、今の自分を作っている要因と言えます。これを少しづつ自分の思う良い方向へと導いていくことが出来れば、未来の自分は今の自分よりも理想的な自分になれるかもしれせん。
という感じで、僕は今まで少しづつ自分が好きであると言える自分になるように導いてきたのですが、パターン、Wiki、XPを読んだ今では、これはアレクザンダーが建築で考え出したデザイン・パターンと同じような事をしていたのではないかと気付きました。

家を建てるという目標に対して、重要なのは家に何が求められているかということ。

同じように、人生の目標に対して、目標を達成するべき自分に何が求められている (必要) なのかが非常に重要なのではないでしょうか。
建築には利用者の参加が不可欠としたアレクザンダーですが、それと同じように、目標を叶えるのは自分ですので、自分がどうあるべきかを疎かにはできません。
自己満足という言葉はあまり品がありませんが、自分が満足するというのは大事なことだと考えます。もちろん、それは自分だけ満足するのではなく、周りも満足してくれる事を含めて自分が満足する自己満足です。
自分が他者に対してどう思われたいのか、それももちろん考えます。

自分を良くしていくと、いつか目標が達成される。

そんな、自分がなりたい自分という、使い古された言葉ではありますが、それを実現するためには自己分析によってデザイン・パターンを作り、より良い自分へと導くところが肝要ではないかと言えます。
というわけで、目標を立てるのもよいですが、そういった自分の小さなところから改善していくことで、大きな目標もいつか達成できるのではないかと思うわけです。