オタクのためのタイポ解説書とかあるのか。
- 作者: 山王丸榊
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2009/11/02
- メディア: 大型本
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登場するタイトルは以下のとおり。
- しゅごキャラ!
- 涼宮ハルヒの憂鬱
- こどものじかん
- 魔法先生ネギま!
- 狼と香辛料
- らき☆すた
- さよなら絶望先生
- 図書館戦争
- マクロスF
- 乃木坂春香の秘密
- 生徒会の一存
- とある魔術の禁書目録
- とらドラ!
- かんなぎ
- 夜桜四重奏
- 放課後プレイ
- 世界中の迷宮・〜六花の少女〜
- おおきく振りかぶって
ここ2、3年で大きくヒットした作品ばかりですね。
まぁ、アニメはさておき、ラノベというか小説作品は、白泉社の花とゆめコミックみたいな各本共通じゃない限り、題字が大事であり、装丁にそりゃもう力を入れておられてしかるべきです。
ちなみに、楊令伝の題字は武田双雲さんです。
僕は一応はずかしながら高校まで書道をしていたので、ちょっとは筆が使えるのですが、武田双雲さんの字は心底うっとりさせられます。
話が逸れましたが、装本というのは歴史を見ても聖書の時代から脈々と続く、タイポグラフィの本流でありますので、現代のタイポを解説するのにぴったり題材ではないかと思います。
というわけで、デザイナーさんはある意味、必見と言えるのではないかなと思います。