英語の苦手意識がある内は、ネット世界の1割も楽しめない。

たまに知り合いに「面白い記事があったよ〜」と、紹介した記事が英語だったりすると、「げ、英語じゃん」とか言われる事がある。
個人的にも、3年前くらいだったら、そう感じていた記憶があるけど、最近は英語の文章を見ても、別に何とも思わなくなったようです。というか、英語の記事と日本語の記事を半々くらいで読んでいるくらいかもしれません*1。別に英語の読解力が上がったわけではなく、単に英語に対しての抵抗感が無くなっただけなんですが。
それでも、ネットを利用していなかったら、多分今頃、僕の英語能力は中学レベル以下まで落ちて、もうカタカナ語と英語の区別すらついていないくらいだったんじゃないかなと思うわけですが、ネットを利用している人の多くは、利用していない人に比べて、英語に触れる機会が多い事は間違いのない事実でしょう。
そして実感として、重要な情報、最新の情報ほど、英語の文書が多いとう思いがあるはずです。ネットで何かしたいんだったら、英語を読むのに抵抗感を感じているようでは、何もやっていけない、くらいは言ってしまう人は多そうですね。
サービスにしても、最近だと Flickr が多言語対応したけど、ハングルはあれど日本語は無かったとかいう悲しい事実があります。日本語はウェブ世界からハブにされています。ソフトウェアの最新版だって、ほとんどが英語でリリースされるのです。日本語がくるのを待っていては、いつ翻訳されるか分かったもんではありません。英語だから…、という理由で抵抗を感じていては、どんどん行き遅れてしまうわけです。
これは、単純に損と言えます。英語圏ではどんどん面白いソフトやサービスがリリースされているのに、それを使っていない人はいつまで経ってもその面白さが分かりません(最近だとTwitterがそうかも)し、利用している人との溝(何)はどんどん広がるばかりです。滋賀県知事嘉田さん的に言えば、もったいない!という訳です。

*1:と、言うものの、英語のブログを多く購読しているのではなく、調べものをするときに英語がほとんどという感じです。