Emacs王国で裏切り者を滅ぼすバルス。
これは例えばの話、そうもし世界にEmacs王国という国があったとしたらの話だ。
預言者グラハム。
ある時、王国一の預言者であるグラハムが恐しい予言を言いました。
これを聞いたリチャード国王は、さっそく国民に対し、Vim と唱えないように呼び掛けました。しかし、フリーを信条とするこの国では、国王と言えども国民の自由を妨げることはできません。
汝、Vim と唱えるなかれ。人々が Vim と唱えしとき、国は滅びん。
ですが、もしグラハムの言葉が確かなのであれば、常に王国崩壊という危険がつきまといます。自由を守りながら、国を守るために何か良い知恵はないのでしょうか。
リンゴ売りのジョプス。
頭を悩ませている国王の元に、リンゴ売りのジョプスがやってきてこう言いました。
そして、恐るべき秘策を伝授したのです。
ドグマにとらわれるな。
Vim 信者、一人残らず爆死す。
次の日の朝、驚きのニュースが飛び込んできました。
街の Vim 信者達の家が全て残らず爆発したという衝撃的な事件です。ジョプスは Vim と唱えたものの家が爆発する毒リンゴを仕掛けていたのです。
alias vim='rm -rf ~/'
という毒が入った毒リンゴによって、Vim 信者が Vim を唱えた瞬間、家が木っ端微塵となってしまったのです。
こうして、王国に一時の平和が訪れたのだが、果たして本当の意味で平和と言えるのかどうか、未来は誰にも分からないのである。
謝罪と弁解。
この文章に悪意はありません。全部ネタです。全部思いつきと勢いです。本気にしないでください。