最適なDNSサーバーを見つける。

サービスを運営すると、色々なボトルネックが出てきますが、意外と見過しがちなのが DNS の名前解決かと思います。
内部だけで完結する場合は関係ありませんが、頻繁に外部サービスと連携する場合は特に重要です。
最もな解決としては、ローカルに DNS サーバーを立てることですが、DNS サーバーは超重要な位置付けなので、何かの拍子で動かなくなるのが怖いので、自信がない人は外部に任せたいところです。

DNS をベンチする。

そんなわけで、どこの DNS が最適かどうかベンチマークして設定するのが、最も簡単で手軽なハックになるわけです。というわけで、早速ベンチしてみましょう。

$ wget http://namebench.googlecode.com/files/namebench-1.3.1-source.tgz
$ tar xvf namebench-1.3.1-source.tgz
$ cd ./namebench-1.3.1
$ ./namebench.py

コマンドラインツールは python スクリプトになっているので、ダウンロードするとすぐに使うことができます。
標準で何種類かのDNSサーバーとローカルで設定されているものが自動で比較されますが、他に比較したい DNS サーバーがあれば、引数で渡すと併せて比較してくれます。
サーバーで実行したら、以下のような結果が表示されました。

なお、解析結果は、見やすい HTML にも出力されます。Google Public DNS の方が116.5% Fasterだと言われました。
さくらの VPS で名前解決が遅い - って、なんでですか〜 - subtechの話はまじだったというわけです。