Willcom 03[es] (Windows Mobile 5.0) から、iPhone への移行作業メモ。

[es] から iPhone への移行で、僕の中で最も重要なのは、カレンダー(予定表)とアドレス帳の移行。

カレンダーは CalDAV で Google Calendar と同期。

カレンダーは、POsyncという Google Calender に予定を登録してくれるツールを使っていたので、Google から同期すれば問題なさそうです。
僕は CalDAV を使って、Google Calendar と同期することにしました。なぜなら MaciCal も CalDAV を使って同期しているので、Google Calendar を母体として同期する形にしたいからです。
登録自体は、iPhone OS 3.0 でCalDAVの設定(画像付き解説): Beluga labを参考にすれば簡単でした。
アドレス帳は、Outlook を持っていればどうとでもなりそうですが、僕は持っていません。というわけで、Google Sync を使うことにしました。

アドレス帳を ActiveSync で Google Sync。

[es] の ActiveSync で、サーバーを追加します。
【WILLCOM 03】 Google Sync Beta for Windows Mobile: ぴっくあっぷ。の記事を参考にしますが、OS のバージョンが違うのでちょっと画面が違います。
具体的には、ユーザー名とパスワードを入力する画面のドメインに m.google.com を入力しないといけませんでした。
詳細設定で「競合が発生した場合」は「デバイスのアイテムを保持する」にします。
同期するデータですが「連絡先」だけにします。予定表にチェックを入れると、予定が重複してしまいました。これは、今まで同期ではなく一方的にプッシュしていたためです。
で、完了すると同期が開始され、アドレス帳が Gmail のアカウントに入りました。
デフォルトでは同期スケジュールが短いので、スケジュールを伸ばすか、サーバーを削除しても良いかもしれません。

iTunesiPhone を同期するときの注意。


iTunes を使っての同期では、何も同期しません。同期すると Mac のデータも一緒に追加されて余分なデータが入ってしまいました。
連絡先は iTunes からも Google のコンタクトと同期できるようですが、こちらは姓名のふりがなが入っていない状態だったので非常にがっかりでした。

おまけ、独自ドメインのメールをプッシュで通知してもらう。

僕は [es] の頃から、tomoya.co.uk の独自ドメインのメールアドレスを使っていたので、こちらについては、IMAP でメールアカウントを追加するだけで今まで通りのアドレスが使えます。
問題は、メールのプッシュ通知です。
Willcom 利用時は、独自ドメインのアドレスを pdx.ne.jp のアドレスへ転送しプッシュで受けとっていたのですが、iPhone の場合は、i.softbank.com のドメインのアドレスに転送すると、自動的にプッシュで通知されました。
このアドレスはメールアカウントに追加していなくても、通知だけはしてくれるようで、メールを二重に受けとるような事もないようです。softbank.ne.jp のアドレスは、利用することがなさそうです。

今後、必要な作業。

Willcom が解約されるとき(1月7日)までに、新しい電話番号をみんなに連絡する。一番めんどい。