Skype で一週間レッスン。

ゴールデンウィークにちょっとウェブの事を勉強したいという友達がいて、それやったらSkypeを使って毎日2時間くらい授業をしようと言うことになったので、一昨日からしているのですが、楽しさ半分難しさ半分って感じです。
HTML と CSS を教えようとしたのですが、一番ネックに感じたのは環境。例えば、僕なんかはxyzzyを使っているのですが、まぁそういった色分けやインデント、更に言えば補完などの機能が付いたエディタを使わないとHTML や CSS なんてだるくて書いてられない訳です。実際にチャットでコードを書いていて、何度もモキーって気持ちになったし。
そんなわけで、とりあえずxyzzyをダウンロードしてもらったんですが、でもそれでけでは十分じゃない。けども、xyzzyの使い方を教えていたら話が本線からずれ過ぎてしまう。
なんでも始める前に環境を整えるのが大事。
まぁ、でもそんな事はおいといて、実際にどんな感じで教えたかというと、友達のはてなダイアリーのHTMLからCSSを抜いたものを作成して、それをもとにローカルでCSSを書いてブラウザでチェックするという作業をやってもらいました。
例えば、p { border: 1px solid #000; }とか書いてもらって、段落に線が引かれたのを確認してもらい、border は線を引くとか、p はパラグラフで段落を表すタグだとか、同じような感じで色々なCSSのプロパティやタグを説明していきました。
それを一昨日と、昨日やって、今日はHTMLの構造自体の説明とタグ付けとはどういうことなのかという説明。例えば、blockquote タグは引用を表すブロック要素で、例えば blockquote を使わなければ人間には文脈で引用とわかっても、コンピュータには引用文とは分からない。逆に、blockquote を使って、CSS によって引用に適したスタイルを作っておけば、人間にもコンピュータにも引用文と理解させることができる。なんていう説明をしたけど、この説明は正直言えば、ちょっとW3Cオタな説明で、正しいけど理解されにくい。
しかし、説明した奴が少し聡くて、Googleとかがページを調べるときに、引用文とか判断するのか?とか言ってくれたのは凄く良かった。
ただ、img タグの代替テキストについてはなかなか理解してもらうのが難しかった。代替テキストを用意しておくと、画像が表示されなくても代わりに文字情報を見てもらうことが出来る、と言ったのだが、画像が表示されないという事があまり理解できなかったみたいで、携帯で画像をオフにして見てる人もいる、とか言ったりしたけど、最終的にはブラウザの画像をオフにしてもらってなんとか理解してもらった。ただ、そんな人いるんかいな?みたいな感じでもあった。まぁ、一般的にはそんなもんか。
明日からは3日間、僕が用事があって時間が取れないので、その間に神崎先生のごく簡単なHTMLの説明を読んで自習してもらうことにして、6日の日曜に最終的な理解度を測ろうかと思っています。一週間でどれくらいHTML+CSSのことを理解できるのかが楽しみです。