ここ数年の心境の変化。

暇なので、ここ数年の自己心境の変化を分析して日記に書いておくことにする。変節期としては以下の2つに大きな変化があったと思われる。

中学から高校卒業まで

中学から高卒までは、自分は2次成長期で不安定な上、家庭もごたごたしていて、よくぞまぁぐれなかったなと言った感じだったが、それは多分、自分の惨めさを露出するよりも、自らを高めてそれを隠し通す事で自分を保っている方が良かったからだろう。
中学のときに一度、自分の力なさと家庭の惨めさに悔し泣きをしたが、それからは2度と泣かずまいと誓い、表面上は非常に温和で人付き合いも良かったが、心底は冷め切っていて、誰が泣こうが悲しもうが死のうが、そして心が痛んでもそれを噛み殺して何もなき様に振舞っていた。
功利主義で無駄を嫌い、人付き合いすら損得で割り切る考えしか持たず、他人も家族も人はみな人であり、その上で関係の図があって生きているだけと考えてしか動いていなかっただろう。

高校卒業後

色々と物事を知り、多くの人と話したからか、そして周辺の環境が落ち着いてきたからか、損得だけで判断して生きることの刹那さと非情さの空しさ、それに対する嫌悪感。どんなに悲しい物語にも涙を流すことが無くなったが、最近ではドラえもんの海底奇岩城のバギーちゃんの最後でも泣けるようになり、金を貸せと言われれば、返ってくる見込みが無くても貸していって、現在5万円ほど人に貸しているし、心から世界がみな良くあれば良いと思うようになっている。
別に昔が頭悪かったとかは思わないが、もう少し楽しく生きるべきだったとは思う。でも、あの当時、楽しく生きるのは無理だっただろうという現実も理解してやるべきなんだろう。人は環境に大きく左右されるという事なんだろう。