ロード・トゥ・メンフィス。

4週連続の THE BLUES Movie Project の最後を締めくくる映画を見に行きました。メンフィスに捧げる、B.B.キングのブルースという紹介通り、B.B.King メインの映画でした。
若い頃の B.B.King より現在の B.B. がメインでしたが、80歳とはとても思えぬパワフルなステージにスクリーンでありながら興奮させられました。他にもボビー・ラッシュという60歳を越えるブルースマンが、毎日の様にステージをこなしていたりと、そのバイタリティには感心を通り越して驚きでした。
今回の映画は前回のレッド・ホワイト&ブルースの様に語りメインではなく、演奏メインだったのでとても楽しかったです。やはり、音楽は語りより聞く方が何倍も理解がし易く、心にも響きます。とりあえず、THE BLUES Movie Project の7本のうち、年内の公演はこれで終わりです。来年の春にゴッドファーザー&サンとデビルズ・ファイヤーの2本をやるそうです。ゴッドファーザー&サンは映画が始まる前のCMで毎回流れていたのですが、ヒップホップの人がマディの曲をブルースにアレンジしていたりして、しかもそれがかなりカッコ良かったので非常に楽しみです。チェスレコードの創始者の孫なんかも出てきていて、かなりマディ尽くしになるんじゃないかなと期待しています。
映画はほとんど見ない僕ですが、この4週間はとても楽しめました。