フィール・ライク・ゴーイング・ホーム。

先週に引き続き、THE BLUES Movie Project の映画を見に行きました。映画とかあまり興味が無い人間なので、2週連続で映画を見に行くのは初めてなのですが、これも面白かったです。
『ブルースの起源、西アフリカへの旅』とのことですが、内容としては前半はアメリカ、後半がアフリカと言った感じで、全体を通してアメリカの黒人、アフリカの黒人という区別は無く、全てブラックスなんだよと言う話でした。当然、ブルースを聞いたことが無かった僕には新鮮な音楽ばかりで非常に面白かったです。
最初の名も無い樵のコール&レスポンスからして素晴らしくカッコ良くて、これは!と思わせられましたが、Muddy Waters, JL Hooker, Son House などの演奏は感涙ものでした。前回のソウル・オブ・マンに比べたら格段と聞きやすくなっているのですが、これがレッド・ホワイト&ブルースでは一般に受け入れやすい形に変化していくそうなのですが、その中で失われていったものが見えてきそうです。