インプレッションメモ。

明治政府が成立し、俄かに日本国は近代国家になり、後に民権が確立されて行くが、江戸期、並びにそれ以前の武家社会という長い時代をかけて研磨されてきた武家たちの精神層を越える層は市民からは生まれなかった。
それから100年余り経った現代、未だ当時の精神層を越えることままならない様子である。
同世代から伺える未熟な精神要素を幾つか挙げてみると、

  • 即物的・殺那的である。
  • 正論に溺れて、大義が見えていない。
  • 自己完結を美徳と思う節がある。

すぐに思い付くところでこれくらいだろうか。今挙げた3点は細分化して社会事象に当てはめることができる。
最近、よく考える事で、超精神という事柄がある。自己や世俗と言ったものと違う世界から物事を考える事ができる精神である。これを考える上でも、教育というものの重みを常に意識しなければならないだろう。そしてこれらの大前提として、自らを磨き続けなければならない。