竜馬がゆくを読み終えた。

昨日の晩の話ですが、遂に読み終えてしまいました。まだ読み終えてなかったのかよって感じですが、1年ぐらい前に7巻くらいまで読んで、だいたい結末が分かるところまで来たので、読み終えるのが惜しくなって、封印していたのです。最近は、暖かくなってきたせいか、何もやる気が起きなくなって来たので、初心に帰るべく、竜馬を再読し始めたのでした。
竜馬がゆくの面白さというのは、恐らく5〜7巻くらいまでに収束されており、8巻というのは、やはり目新しきものは見られないのですが(僕が既に最後の将軍を読んでいる所為も大きいのですが)、それでも最終巻の重みというのは、他巻とは比肩しうる観が感じられました。お陰で、腑抜けた僕の心も、回天の光が見えてきた気がします(ほんまかいな)。
しかし、まぁ、愛読していた書の読み終えた後の、すっぽりと穴が開いたような気持ちというのは何度体験してもあまりいい気がしません。ですが、それだけの書というもの中々出会えないので、なんとも悩ましいことです。