etc-update の罠。

etc-update というのは、Gentoo Linux の特徴 Portage に付属するコマンドの一つらしい。適当に Gentoo さんの勉強をしていると、etc-update によって、簡単に、しかも対話的にアップデートしたパッケージの設定ファイルの更新ができると何処にでも書いているので、先週の金曜あたりに実行した。
なんか英語で質問してきたけどだけど、とりあえず意味はわかるような気がする範囲だったので、全部アップデートした。これが、そもそも愚かだった。
fstab も奇麗に更新。boot /dev/BOOT とかに戻っていた。お陰で Linux が起動しなくて焦った、焦った。それ以外にも、日本語環境のために設定したファイルなども、ほぼ全て更新されていて、非常にまずかった。てか、文字化けの嵐。そういえば、KDE も立ち上がらなかったね。
というわけで、実に様々な災害をもたらした etc-update ですが、どうやら調べてみると非常に便利なようです。旧ファイルと、新ファイルの変更差分を確認しながら更新ができるそうで、まったく下調べもせず設定ファイルの更新をしようと思った僕は、浅はかだったとしか言いようがなかったですね。
というわけで、今回の反省は、設定ファイルを楽に更新するのは、設定ファイルの意味がわかる人だけで、素人は分かる範囲で手動更新すれば十分ということでしょうか?