先日購入分。

またしても紙袋で購入。阪急梅田のグランドビル30階にある紀伊国屋書店は広かった。けど漫画と一般書の場所が離れすぎてるよ・・。
購入リスト

以上雑誌が2冊と単行本の小説が1冊です。非常に重かった。
水滸伝』は相変わらず読みやすい。1日で軽く読めてしまうので何だか名残惜しい。素晴らしいことではあるんですけどねぇ・・。
COMIC CUE』は初めて買ったけど、wireself さんの言うように羽海野チカさんがダントツに良かった。読めば読むほど涙を誘うってどうよ!久々にいいもん読んだって感じがした。『兆 -Sign-』も初めて読んだけど読ませる感があった。続きも気になるけど、初めも気になる。というわけで単行本を買うこと決定。
ブレイド』は更に分厚くなったなーと(笑)。いやいや、厚いことはいい事だし*1、新人の読み斬り*2もレベルが高くて良かったと思うし(まあ1つ微妙な作品がございましたが・・)、期待たっぷりなんだけど厚くなると読みにくいんですよ。というわけで増刊を季刊ではなく隔月、いや月刊にすることキボン。だって、どうせいつかするんだし(笑)だったら早くやれよとね。でも複数連載をもつ作家さんは厳しいだろうから、新人用と増刊用の2冊雑誌を作ればよいな。我ながら名案なのでアンケートに書いてみるか・・。

*1:値段が変わらなければ。

*2:『読み切り』ではありません(笑)。

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登録するにあたって芋蔓式に増えていったのでひいひい言いながら登録。羅漢中は劇作家ですよね?ガンガンWINGは今は買ってないのでどうなってるかは聞いただけなのですが、あれでよろしいですよね?というか久々に昔のガンガンWINGを掘り返してみたら回顧の風に吹かれてあのころは良かったとため息が零れました。はあー。

反印象主義の印象派

ジョルジュ・スーラもまた、印象派を出発点としながら、そこにルネサンス絵画のような古典的な秩序を与えようとした。印象派の筆触分割の技法に対しても、スーラはそれが十分科学的でないとして、シュヴルール、ルードなどの色彩理論を厳格に適用し、規則的な点描によって画面を作り上げる手法を生み出した。
[画像 / グランド。ジャット島の日曜日の午後]
さらにまた彼は、線と感情との関係にも合理的な法則性を求めた。しかしそこから生まれたのは、不思議な夢幻的印象を与える詩情溢れる『グランド。ジャット島の日曜日の午後』のような作品であった。
ポール・ゴーギャン印象主義の感覚主義的な現実描写に対して明確な反対を掲げ、1888年にいわゆる総合主義の様式を確立する。鮮やかな色彩を単純化された輪郭の中に平塗りする技法によって、想像力の生み出す概念、抽象的な気分を描き出すこの様式は、当時ゴーギャンの周囲にあったいわゆるポン・タヴェン派の相互影響の中から生まれたものであった。
[画像 / タヒチの女たち(あるいは、砂浜にて)]
ゴーギャン自身は、西洋文明の虚偽と退廃を憎み、原始的な生活の自由と真実に憧れて、1891年以降、タヒチなど南太平洋の島々を移り住み、ドミニック島で死んだ。この原始的な生活は、ゴーギャンの期待に反し、物質的にも精神的にも悲惨なものであったが、そのなかで総合主義は豊かな円熟をとげ『タヒチの女たち(あるいは、砂浜にて)』のような作品を生み出した。
ゴーギャンナビ派と同じように絵画のみならず焼き物、彫刻、木版画に優れた作品を実現している。