年末のおもちフルコース。

我が家は、父方の田舎が東北は福島なので、関西ではまずありえないんですが、目出度いときはもちをつくという文化があります。もちろん、もちつき機があります。
んで、正月は目出度いので、もちをつく訳ですが、何時つくかというと、当然年末なのです。
それは何でかと言うと、これも昔からの風習で、年末に沢山のもちをついて、つきたてはその時に頂き、あとは伸して乾燥させ、四角に切って保存しておき、いつでも食べられる様に備えておき、冬の主食としての活躍があったからと言われています。
乾燥させたもちは、焼いてよし、湯煎してよし、今だとレンチンがもっとも手軽ですが、まぁ好きな様にして食えば良いのですが、つきたてもちは、やっぱりその時しか楽しめない特別な食べ方があるわけです。
今年は生憎ながら、もちつきの日に家におらず、つきたてほやほやを食べる事ができなかったのですが、僕のために取り分けられていたもちがあったので、それを写真で紹介したいと思います。

もちフルコース。

つきたてもちは、どうやって食べるかと言うと、食べやすいサイズに千切って、いろいろなものと和えて食べます。まぁ、大量に作るのに、もっとも手軽な方法ですね。

これは納豆もち。我が家で最もベーシックなもちです。Mochi of Mochis です。

続いて、あんこもち。納豆もちと同じくらい基本的なもち。こしあんに和えます。

これは胡麻もち。僕はあんまり好きじゃないんですが、擂り胡麻に砂糖醤油を加えたものに和えただけです。

最後はつゆもち。雑煮とは言わず、つゆもちと言います。つゆもちを頼むと、それで終了の合図です。
これらのもちを好き好きに食べるだけというのが我が家の年末のもち日です。
というわけで、みなさんも、もちつき機を買って、つきたてもちを楽しみましょう。ちなみに、つきたてのもちを千切るのは、大変熱くて危険なので、気をつけて下さいませ。