相撲を見る覚悟。

千秋楽について日記を書かないまま2日が経ってしまい、今更感があるので、話題の朝青龍白鵬戦については、簡単に済ませますが、僕はあのとき生で見ていて「おおぅ、二人とも琴欧洲に花を持たす気がないなぁ(笑)」くらいで済ませていました。「最後くらいに綺麗に終わらせたれよう(笑)」とも思いました。
http://youtube.com/watch?v=s_oai1Rd7Y4
しかし、まぁ戦いですから両者が興奮していて、朝青龍白鵬があんなにあっさり落ちると思ってなかったでしょうし、白鵬が落ちたときには既に朝青龍白鵬に向かって突っ込んでいて、あの場面で身体を止めるのは難しかったとは思います。白鵬も負けたのに、不本意な負け方をしたところに突っ込んでこられて、イラっとしたのは若さ故じゃないでしょうか。
で、民放でどんな報道をしているかは知りませんが、前にスポーツ記者が「朝青龍の事を放送すると、なぜか視聴率が上がる」と言っていたので、またバンバン放送しているじゃないかなと思っています。

相撲を見ると生産力が激減する。

さて、本題ですが、僕は本場所中はできるだけリアルタイムで相撲を見る事を心掛けていますが、それはやはり解説が面白いのと、ゆっくり観戦した方が面白いからです。
ダイジェストは30分以内に全ての幕内の全取組みを見る事ができますが、次の取り組みまでが早過ぎるのと、取り組みのリプレイが無いので少し楽しみに欠けます。
ですが、大相撲の幕内の放送時間は4時半くらいから6時までで、結構長いです。しかも、その時間帯は作業がノってくる丁度よい時間帯です。それを逃がすと、晩飯を食ったり風呂入ったりしないといけないし、既に気持ちが途切れてしまっているので、なかなか相撲の後に本気を出すのは難しいのです。

大事なのは何か。

ある種、人生哲学みたいな話しになってしまいますが、幸せな人生を送るためには、日常の中で自分が大切だと思うものを取捨選択していくものでしょう。その時、何が一番大事で、何を犠牲にするか、辛い事ですが決断しなければなりません。
というわけで、僕は奇数月の第2週の日曜から第4週の日曜までの15日間、色々なもの毎を犠牲にして、大相撲をできるだけリアルタイムで観戦しているという訳です。
伊達や酔狂では観戦できない、並々ならぬ覚悟のいる究極のエンターテイメント。それがジャパニーズ国技「大相撲」なのです。で、その後、結構な地獄を見るのは言うまでもありません。
みんな相撲見よう!!