最近の小学生は、デブと言わずにメタボと言うらしい。

小学生のお子さんを持つ親に聞いた話によると、太っている人を形容する隠語として、僕の時代であれば「猪八戒(出典:西遊記)」や「ドドリア(出典:ドラゴンボール)」などが使われていたのですが、最近の小学生は「メタボ(メタボリック症候群)」と言うらしいです。
病気扱いとは、最近の小学生は上手く言うものですね。「デブ」であれば、ただの罵倒ですが、「メタボ」であれば、その疑いがあるのでは?と結論をぼやかす事ができますし、本人の自己管理に問題があるのではないか、と置きかえる事が可能です。
しかし、学校では「メタボ禁止令」が公布され、人を無闇やたらに「メタボ」呼ばわりする事を禁じる措置を取っているまでになっているそうです。
最近の社会風潮の流れを見ると、例えば発達障害などユニークな個性に対し、固有名詞を割り当てる事で、より専門的に個人を判別する方向に動いているので、肥満の人物に対しては、メタボではないか?と啓発する事で、デブ呼ばわりする事を防ぐ画期的な策だと思ったのですが、どうやらそういう訳にはいかなかったようです。