教育再生特別委員会。

ちらっと見たときに、「IT教育についてもっと予算を投じるべきだ」みたいな事を言っていて、「政府としてもIT教育は重要だと認識しており、前向きに考慮する」ってな感じの事を言っていたが、はっきり言って「教育者を改善しないとIT教育なんて良くなるわけないじゃん」と思った次第。
そもそも、知識の教授を前提とした教育自体が、IT分野には通じないという事を理解している教育関係者がいかほどいるのか?IPとかサーバーの仕組みだとか、Excel、Wordとかやってもほとんど無駄だし、そんなん必要があればウェブで調べるって。分からないことは自分で調べるって常識だよ?
そして、教壇に立つ人の何割くらいがブログを利用していたり、フィードを読んでいたりするのだろうか?そういうIT社会における常識(まぁ、リテラシとも言うけど)が無い人が教えるような現場であれば、はっきり言って意味を成さないのがITだと思うんだけども。
例えば、「社会人になったら、テレビのニュースや新聞くらい読みなさい」というが、「社会人になったらニュースサイトのフィードくらい読みなさい」に変化していっているのに、そんな事も出来ていない人が教える現場ではかわいそ過ぎる。

教育ではなく協力して授業すればいい。

例えば、今日の授業はみんなでブログを使ってみようとか。で、互いにコメントしてみたり、トラックバックをやってみたり。そうすると、手軽に更新をチェックしたくなってくるので、フィードリーダーを使うのようになる。すると、他の色々なサイトもフィードリーダーを使ってチェックできるようになるので、今度は面白い記事をソーシャルブクマクなんか使って、みんなで面白記事を見つけてみるとか。
そういう、知識を教えるんじゃなくて協力してみんなで作業するのが生徒の興味を引き出し、成長を促す秘訣だと思うんだけど、そんなことを考えていたら、教育委員会あたりに何か言ってやらんと気が済まなくなってきたので、なんか言ってみようかと思ったりしています。
門前払いかな?