図書室。

学校で働きだしてから、図書室が非常に重宝している。もともと、高校3年の時に図書室を有功活用し始めた人間なので、図書室暦は短い。そのかわり、高校生の時は図書の先生と仲良くなって、自分の読みたい本を入れてもらったりした。
今の学校で働き始めても、当然図書室を利用させてもらっている。通勤で1時間くらい電車に揺られるので本は必須なのである。借りるのは決まって司馬遼太郎。全て読み尽くすまでにはまだまだかかりそう。しかし、司馬遼太郎の揃いが今ひとつ悪く、残念に思っていたところ、新規購入の希望を募っていたので、司馬遼太郎の本を幾つか頼んでおいた。
この間借りていた『日本人を考える』を読了したので返却しに行ったら、頼んでいた本が入荷されていた。10月から棚に並べる予定だったらしいが、先生が頼んだのだからどうぞと言われたので、喜んで借りてきた。
帰りの電車の中で読んでいたが、新書の香りは本当に良いもので、読んでいて非常に気持ちが良かった。冥利に尽きるというやつです。