喜多尚江という人。

結局、前日寝すぎた所為で昨日は寝れませんでした。最近週明けはいつも徹夜のような気がする。実に嫌な週明けだなぁ。
さて、そんなわけで昨日はヒマつぶしに埋もれたマンガの中から懐かしいものを久しぶりに見てたんですが、誰か喜多尚江さんという漫画家を知っていますか?もう結構なベテランで、短編描きな人です。作風としては、ほんわかで、しんみり、ジュワと、カラッと・・と、言った感じでしょうか(感じて下さい)。
この人は一体いくつの話しを描いたんでしょうねぇ。1巻で4つぐらい別の話しがあったりするので、本当に一杯あります。さて、そのお陰で話しを飛び々々に描くもんだから、いつになっても続きが始まらない話しもあったりします。世の中には遅筆作家は多くいて、そんな人に限って良いマンガを描くもんだから読者としてはもどかしさでプンプンしています。例えばイエスタデイをうたってや、ファイブスター物語などが該当しますが、喜多さんの真夏の国ほど気が遠くなる話しは多分ありません・・。僕も初めから見ていたわけではありませんが、実に連載が始まってから10年以上(調べたら正確には12年でした・・)が経過していながら、まだ3巻しか出ておりません・・。どうやらこんな状況らしいので本当に何とかしてもらいたいです(少しだけ続きは描いてあるんですよね)。まあ、今現在も色々と出しているので作品をまったく描いていないわけではないんですが。
短編のお伽噺が好きな方には良く合う作家だと思います。和風から、近未来まで様々に描いておりますので、一通り読んでみるのもいいでしょう。お伽の世界に連れて行ってもらえますよ。