俺とテレビゲーム。

ここ1年以上テレビゲームをしていない。ちなみにそれは自宅での話しで、人の家に遊びに行ったときはたまにする。俺はゲーム好きだったはずだ。なぜ今しないのだろうか。
今でも毎週、週刊ファミ通を立ち読みしている。けっして柴田亜美氏のドキばくのためだけでは無い筈だ。よさそうなゲームをチェックしているのだろう。最近ではドラック・オン・ドラグーンが中々良さそうだった。でも買わないのだろう。なぜだ?
決してお金がないからじゃないだろう。今でこそ生活にも支障をきたすぐらいの貧困ぶりだが、去年はパソコンを買うほどの金があったはずだ。たしか最後に自分で買ったのは『Tactics Ogre 外伝』で GBA 本体ごとの購入であった。要はオウガ狂なのだ。では今、オウガシリーズの最新作が出たら買うのだろうか?結構悩むけど、どうかはわからない。いや、本当にわからない。
価値観が変わってしまったのだろうか。それとも優先順位が下がったのだろうか。よくわからないが、やろうという気がしない。そういや、だいぶ前に偶然『テイルズ・オブ・デスティニー2』の CM を見たときはしたいと少し思った。『デスティニー』はテイルズシリーズで僕の中では一番ランクが低かったが、『エターニア』の戦闘がとても良かったので、それを継承しているのなら・・・と考えたらしてみたくなったのだ。でも買わなかったな。PS2 を持っていないのも理由に入るのだろうか。
ゲームをしても害はないだろう。テレビ放送と違って現実と錯覚しないから。まあ、目は悪くなるかもしれない。でもそれは PC と同じで、しかも僕は目が悪くならない。あれだけ夜中にこっそりゲームをしていたのに。
あれだけ好きだったゲームと離れたのに、感傷に浸ることのない自分に少しセンチメンタルなメランコリックな、よくわからない喪失感やら、結局感傷に浸っている今日この頃である。