喜多尚江という人。

結局、前日寝すぎた所為で昨日は寝れませんでした。最近週明けはいつも徹夜のような気がする。実に嫌な週明けだなぁ。
さて、そんなわけで昨日はヒマつぶしに埋もれたマンガの中から懐かしいものを久しぶりに見てたんですが、誰か喜多尚江さんという漫画家を知っていますか?もう結構なベテランで、短編描きな人です。作風としては、ほんわかで、しんみり、ジュワと、カラッと・・と、言った感じでしょうか(感じて下さい)。
この人は一体いくつの話しを描いたんでしょうねぇ。1巻で4つぐらい別の話しがあったりするので、本当に一杯あります。さて、そのお陰で話しを飛び々々に描くもんだから、いつになっても続きが始まらない話しもあったりします。世の中には遅筆作家は多くいて、そんな人に限って良いマンガを描くもんだから読者としてはもどかしさでプンプンしています。例えばイエスタデイをうたってや、ファイブスター物語などが該当しますが、喜多さんの真夏の国ほど気が遠くなる話しは多分ありません・・。僕も初めから見ていたわけではありませんが、実に連載が始まってから10年以上(調べたら正確には12年でした・・)が経過していながら、まだ3巻しか出ておりません・・。どうやらこんな状況らしいので本当に何とかしてもらいたいです(少しだけ続きは描いてあるんですよね)。まあ、今現在も色々と出しているので作品をまったく描いていないわけではないんですが。
短編のお伽噺が好きな方には良く合う作家だと思います。和風から、近未来まで様々に描いておりますので、一通り読んでみるのもいいでしょう。お伽の世界に連れて行ってもらえますよ。

ワイドショー。

朝飯を食べるとき、久しぶりにテレビを見た。僕のテレビ嫌いは更に拍車をかけ、その前(3週間前ぐらい)に知人の家で見た時は、『これ誰?』と松浦亜弥を指差し知人一家に衝撃を与えてしまった(名前ぐらいは知ってたんですがねぇ)。
それはさておき、先ほど飯を食べていたときは、ちょうど僕が一番嫌いなワイドショーの時間で、テレビをすぐさま消したかったのだが、消すと母が怒るので仕方なく付けていた。付けると嫌でも目に入ってしまい、気分はすぐさま劣悪になってしまった・・。
なぜワイドショーが嫌いなのかと言えば、まず情報が適当と言う点か。いや、情報自体が適当なのではなく、他の・・何というか、、リポーター以外(要はスタジオで喋ってる人達)が適当なこと言ってる点かな。
今日見たのは、長男が親父の布団に火を付けて、可哀相にも娘が死んでしまったという事件に関して。
周辺の人へのインタビューはまあいいとして、その後にスタジオで意見を述べる様よ。事件の原因は不明にも関わらず、『息子と父親というのは永遠のテーマだ』とか言い出し、『親を尊敬したい気持ちと、越えたいという気持ちが〜。』などなど、まさに好き勝手に言っている。
百歩譲って、好き勝手に言うことは良いとしよう。しかし、内容があまりにもいい加減すぎるだろう。事件の情報として、『以前から息子と父親はよく喧嘩をしていた。』ということはあるようだが、家庭の事情というものがあるだろうに、『息子と父親は・・』など言い出すのは失礼極まりない。冗談で言っているならまだしも(それも何ですが)、真顔で言っているから更に性質が悪い。まったくもって憤慨な話しである。
まあ、そんなわけでテレビはテレビが悪いわけではなく、その内容に問題があるわけで、視聴者がもっとテレビを見ることに意義を持ち、確たる意思の上で番組を見れば、まだ少しはましな番組が残りそうなものなのに、意味もなく垂れ流しで見たりするからわけの分らん番組が増える原因なのだと言いたい(というか、以前に言った)。特に朝番組は垂れ流しが多そうだから、つまらん番組が多いように思える。
要は、テレビを見るものは誇りを持てと言いたい(というか、以前に言った)。