「っポイ!」最終巻をゲットして読んだ。
- 作者: やまざき貴子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
- 作者: やまざき貴子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
っポイ!は、
白泉社はひとつ不良債権をめでたく処理できたわけです。白泉社様おめでとうございます。僕も大変嬉しいです。
っポイ!の魅力。
っポイ!の良いところは、揺れる中学生の心を描きまくっているところで、優しさ、純粋さ、優柔不断さ、強さ、弱さ、卑怯さなどネットでは俗に中二病と呼ばれるような部分を題材に真剣に向きあい、答え*1を出していくところがとても素晴しくて面白いです。
っポイ!は、高校生活を送る僕の中で、ひとつのバイブルとして機能しており、作中のエピソードについては幾つか真似をしました。
最後の感想。
最終巻の30巻とその前の29巻は同時発売ということで、両方買って一気に読みました。僕の感想としては、もうちょっと後のストーリーを知りたかったなというところです。
感動はしたし、とても良いコミックですけど、最終話があまりに淡々としていたので、普通に続きを期待してしまいます。終った感をあえて出さなかったというのであれば、やまらきさんあっぱれ過ぎます。
しかし、中学生活だけで20年ですから、高校編なんて始めてしまったらもう20年かかってしまいますかね :p)
そう考えると恐しいので、続きを描いて欲しいようで描いて欲しくない気もします。
まぁ、っポイ!は中学生が読むと面白い学校生活が送れるんじゃないかなといつも思っていました。なお、僕の中で対極に当たるのが、稲中卓球部です。中学生が読むと精神に異常をきたします。
そんな訳で、次はガラスの仮面に終りを迎えて欲しいと思います。
*1:僕は作者なりの答えだと思っています。