結婚披露宴で初めての主賓挨拶をしてきました。

昨日、3ヶ月連続4回目の結婚披露宴に出席してきたのですが、光栄にも初めて主賓挨拶のご指名を賜りましたので、諸先輩方をさしおいて、はなはだ僭越ではございましたが、一言お祝いの言葉を述べさせて頂きました(定型)。
気が付けば、結婚披露宴の出席もめでたく10回を超え、受付2回、乾杯の発声を1回経験させて頂いているのですが、挨拶はまだ経験がなく、そろそろ友人代表挨拶の機会がやってくるかなぁと思っていた矢先、突如訪れた機会は新郎主賓挨拶でした。
新郎主賓挨拶と言えば、披露宴のトップバッターで、まだまだ空気が硬い中先陣を切り開く、ある意味では披露宴で一番の大役です。お願いをされたときは、「いいですよ〜」とか気軽に安請け合いしましたが、内心「まじでかー」と叫んだのは言うまでもありません。

ご挨拶の内容について。

主賓挨拶の主な内容と言えば、新郎(もしくは新婦)のエピソードを紹介して場を和ませるのが一番よくあるパターンで、それ以外にも結婚生活のアドバイスもお約束です。
ただ、後者は僕がそもそも結婚してないし、彼女もいないので、言えるわけもなく(とは言うものの、主婦友達の離婚などから導き出される家庭円満の秘訣はあるのですが、離婚とか例に出すのは披露宴には相応しくない気がしたので却下しました)、必然、前者を選択しました。

難しいのは定型。

10回以上披露宴に出席していれば、挨拶の定型は耳にタコができるくらい聞いています。
しかしながら、これを覚えて喋るのは大変難しかったです。何度口に出してみても、ぜんぜん覚えられないので、大変焦りました。
ちなみに、僕が今回押えておいた定型文は以下通りです。

  • ただいまご紹介に預りました…
  • 本日は…お招き頂きまして…
  • 新郎新婦ならびにご両家へのお祝い
  • 諸先輩方をさしおいて…
  • 高いところからではございますが…
  • どうぞご着席下さい
  • 今後の活躍を…
  • 最後になりますが、お二人の末長い幸せと、ご両家のご繁栄…

これらは、耳タコと言いながら、普段絶対言わないので、いざ自分が言うことになると、ほんと覚えるのが難しかったです。
あと、語尾も普段の言い回しと微妙に異なることに気を付けなくてはならず(例えば、○○と申しますではなく、○○でございます)、矯正に苦労しました。

めちゃめちゃ緊張しました。

でまぁ、いざ本番ですが、やっぱり披露宴が始まって、ほんとうにすぐに出番が来ました。というか、司会以外で初めて喋るのが主賓挨拶でしたので、まだ場の温度感が定まっておらず、これはやべぇって思いました。
めちゃめちゃ緊張したので、とりあえず、定型をすっとばさないよう、iPhone のカンペを見ながら、なんとかご着席下さいまで辿りつき、その後、エピソード部分は間違っても誰も気付かないので、徐々に緊張もほぐれていったのですが、最後の締めの定型に近付くと、また定型が気になったので、iPhone でカンペを確認して、何とか大きなミスなく挨拶を終えることができました。
ちなみに、新婦側主賓挨拶は、大学の先生だけあって、カンペなしでスラスラ喋っていたので、流石やと思いました。

挨拶を経験できて嬉しかったです。

僕は経験することが何よりも好きなので、今回、主賓挨拶という貴重な経験ができて、とても嬉しかったです。ご指名には超絶感謝しています。
正直、まだまだ拙さが目立ちましたし、もっともっと上手くしてあげられたら良かったと反省する気持ちもあるのですが、そこは慶事にてご容赦下さい。
ちなみに、次に挨拶の機会があるとすれば、伊藤の友人代表挨拶あたりを予想しておりますが、そちらは、まったく気をつかう必要がないので、緊張することはないでしょうし、どんな酷いことを言ってやろうかいまから楽しみです。
というわけで、先日はおめでとうございました。