MacBook Pro with Retina を1週間使って感じたこと。

MacBook の初代アルミユニボディから Retina へとシフトして1週間が経ちました。1週間で気付いた点を纏めておきます。

Apple Remote が使えなくなっていた。

Apple Remote というのは、Apple が発売している赤外線通信(IR)コントローラーです。主に、Front Row というApple純正のメディアサーバーアプリを操作するために用意されたもので、Lion から Front Row 廃止となり、その存在が危ぶまれていましたが、ついに MacBook からも IR レシーバー?が外されてしまったようです。
僕は、MacBook で DVD を見るので、Front Row が無くなってからも、Plexなどのメディアサーバーアプリを利用して Apple Remote を便利に利用していたので、使えなくなってしまったのは、結構ショックです。
iPhone アプリでLANを使って同様な操作(むしろ高機能)を実現できるものがあるのですが、物理ボタンのない iPhone では暗い部屋での操作が難しく、同様の快適さは得られません。
外付けで IR レシーバーとかあったらいいんですけどねぇ。

バッテリーのインジケータランプがなくなった。


MacBook だと左側面にバッテリーのインジケータランプがあり、起動していなくても、バッテリーの残量を知ることができ、結構便利だったのですが、Retina モデルはAir と同様に無くなっていました。
いっても、バッテリーも大容量になり、そこまで残量を気にする必要もないのですが、ちょっと残念です。
あと、スリープ時にスリープ中であることを知らせるスヌーズ型インジケータランプも無くなっています。個人的には、常にスリープ状態だったので、特に必要としていなかったので、まぁ良いです。

MagSafe2 と 1は互換性なし。

まぁ、既にみんな知っていると思いますが、新しい MagSafe は互換性がありません。旧MacBook の電源アダプタは残念ながらゴミになります。
追記
1→2のコンバータ(ゲタ)があるそうです! id:elim ++

メモリ 8GB でも十分快適。

メモリ交換が事実上不可能ということを注文後に知って、16GBで注文しなかったことを後悔していたのですが、1週間使ってみた感じだと、スワップが5GBとかになっても、ぜんぜん平気で8GBでも大丈夫で安心しました。
Air のメモリ4GBで使っている人も、スワップ全然気にならないと言っていましたが、確かにその通りでした。SSD は本当に素晴しいですね。
まぁ、いざとなったら、僕はハンダゴテを活用してメモリを交換します。お楽しみに。

バッテリーの初期完全充電容量は 8685mAh。


最後にバッテリーの充電容量について。初期状態では、8685mAh となっていました。前の MacBook は確か 4500mAh 程度だったので、倍近くになっているようです。
まぁ、既に僕の MacBook は1時間ももたいない状態になっていたので、電源ケーブルを繋がない状態でも安心して使えるので、買い替えて良かったと思います。

モニタが化ける。

スリープ解除時にモニタが Windows でフリーズ状態になったときのようなウィンドウが大量に描画される状態になることがあります。

おそらく、今後のシステムアップデートで直る可能性がありますが、この状態になるのは、グラフィックモード(Retina では2つのモードがあります)の切り替えが関係しているようなので、システム環境設定のディスプレイから「解像度」の「Retina ディスプレイに最適化」と「サイズ調整」を切り替えてみると直るようです。
バグっている時は、画面が描画されないので操作しづらいですが、Expose 状態にすると、再描画されるので、これを駆使して設定を切り替えると良いでしょう。

纏め。

僕の場合は、前のモデルが既に限界だったので、買い替えに異存はなかったのですが、まだまだ十分使える人は、次のモデル(早くて半年後)まで待った方が良いかもしれません。